英英で英単語あてクイズ 挑戦編 No. 66

洋書や映画、ニュース記事などから抜粋した参考英文の中から英英辞典の説明文にあった英単語を見つけ出す、英英辞典クイズ腕試し挑戦編です。
楽しみながらリーディング力とボキャブラリーをトレーニング!

イソップ童話『The Boy Who Cried Wolf』

今回の英文は前回の『北風と太陽』に続いて、イソップ童話(Aesop's Fables)のなかの有名なお話のひとつ『The Boy Who Cried Wolf』(オオカミ少年)から。物語の前半、羊飼いの少年が退屈から「オオカミだ!」と嘘の助けを求めるまでの部分です。

A Shepherd Boy tended his master's Sheep near a dark forest not far from the village. Soon he found life in the pasture very dull. All he could do to amuse himself was to talk to his dog or play on his shepherd's pipe.

One day as he sat watching the Sheep and the quiet forest, and thinking what he would do should he see a Wolf, he thought of a plan to amuse himself.

His Master had told him to call for help should a Wolf attack the flock, and the Villagers would drive it away. So now, though he had not seen anything that even looked like a Wolf, he ran toward the village shouting at the top of his voice, "Wolf! Wolf!"

[Cobuild 英英辞典]より (*定義文内の英単語部分を空白にしています。)

正解英単語がヒントの参考英文の中にありますので、答えがわかったら英文の中のその単語をクリックしてください。
正解なら次の問題が表示されます。(全3問)
何も起こらなかったら・・・ハズレです。
*動詞や名詞は基本的に現在形・単数形として扱っています。また、説明文はその単語の英文の中での意味・定義とは限りません。


英語で読む『オオカミ少年』

日本では『オオカミ少年』や『オオカミが来た』『嘘をつく子供』などのタイトルで知られる今回のお話。英語では『The Boy Who Cried Wolf』のタイトルがもっとも一般的ですが、やはり翻訳ごとに違っていることも多く、ここで取り上げた子供向け版『The Aesop for Children(訳:Marco Pedulla、絵:Milo Winter)』だと『The Shepherd Boy and The Wolf』(羊飼いの少年と狼)となっています。

ちなみに、この物語を由来として生まれたのが cry wolf 【人騒がせな嘘を言う,出まかせを言って人々を騒がせる】というイディオム。ストーリーそのまま、必要もないのに一大事だと出まかせを言うことで、本当に助けが必要なときには信じて貰えないというニュアンスの表現ですね。

Aesop for Children

版権切れの書籍が公開されている Project Gutenberg(下記リンク) にて、今回のオオカミ少年を始め他の物語も無料で読むことが出来ますので、ぜひ覗いてみてください。

LINK The Asop For Children, THE SHEPHERD BOY AND THE WOLF
LINK The Aesop for Children by Aesop - The Project Gutenberg

こちら↓は英語の本の朗読図書館 LibriVox のページ。朗読音声を聞くことが出来ます。
LINK The Aesop for Children - LibriVox

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