英英辞典で英単語あてQ 初級 No.51

次の英文はある英単語の英英辞典による説明文です。
さて、その英単語はいったい何でしょう?
《 説明文 》 [Macmillan 英英辞典
a large bird with a big head and eyes and a small sharp beak.
They hunt small animals at night and make a sound called hooting.

beak 【 嘴 】、 hunt 【狩る】
ハリー・ポッターでも活躍(?)。
ひらめきました? 正解はページ後半に。 ▼
owl
正解英単語は owl(アウル) 【 梟(フクロウ) 】 でした。
ハリー・ポッターでは郵便配達の役目で大活躍。
フクロウはギリシャ神話では女神アテナの従者で、西洋では森の賢者とも呼ばれる ”知恵”の象徴だったりします。
一見、ひょうきんでのんびりしたイメージですが、実は小動物を狩って食べる夜行性の猛禽類 nocturnal birds of prey で、鷲や鷹に近い種なんです。
また、耳のある近縁種”ミミズク”も英語では”owl”で括られている模様です。(ワシミミズク eagle owl, horned owl、コノハズク scops owl, screech owl)
night owl というと【夜型の人】を指すイディオム。
フクロウの鳴き声 hoot
The white owl hooted sleepily.
「その白いフクロウは眠そうにホーと鳴いた。」
hoot は、フクロウの”ホーホー”という鳴き声の英単語。
動詞として ”(フクロウが)ホーと鳴く”や、汽車の警笛など、同じような”ホー”という音を出すのにも使われます。(他に ”やじの声,ヤジる” という意味も。)
I don't give a hoot. 「私はちっとも気にしないわ。」
: not give/care a hoot で ”まったく意に介さない”ような意味のイディオム。