児童ファンタジーの名作 The Neverending Story
The Neverending Story
Michael Ende (著)
《 あらすじ 》
いじめっ子に追われる少年 Bastian が、偶然入った本屋で見つけた一冊の本『The Neverending Story』。 それは読む者を物語の世界へと引き込んでしまう不思議な本だった...。
読みやすさレベル: 8 (SSSの書評システムより)
『モモ』でも有名な児童文学作家ミヒャエル・エンデの世界的な名作ファンタジー。
ドイツ語で書かれた原書の英語翻訳版です。
映画版の『ネバーエンディング・ストーリー』(1985年)と印象的なその主題歌は、日本でも広く人気を得ました。ただ、映画は原作の前半部分だけを取り上げて後半を一切省いた作りになっているので、本当の内容を知りたいなら書籍版をおすすめします。
原作者のエンデが映画のラストシーンなどを巡って、作品の意図に反すると裁判まで起こしたそうですが、原作を読めば納得がいかないのもわかる気が・・・。(^^;
400ページ越えと結構ボリュームがありますが、前半は、本の中での物語の主人公 Atreyu が Fantastica(本の中の世界) を救う手掛かりを求め繰り広げる冒険を、少年 Bastian とともに読み進めてゆき、後半からは展開が大きく変わるという二部構成のような形になっているので、ページ数ほどには長さは気にならないかと思います。
ファンタジー特有の語句にさえ慣れれば、それほど読みづらいということはないでしょう。邦題は『はてしない物語』。
こちら↓は邦訳版『はてしない物語 (エンデの傑作ファンタジー)』です。
英語学習
この作品の中の英文を使った英単語あてクイズに挑戦してみましょう。
英英辞典で英単語あてクイズ 挑戦編 No.38 『The Neverending Story』より